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2017.06.02東京
授業/特別講師/講演会
この春、入学したばかりのバンタンデザイン研究所 ファッションデザイン基礎科(1年生)の新入生が大集合。
これから、現役ファッショデザイナーでもある山本 拓講師による導入授業が始まります。
課題はチームごとに「ビックコラージュをつくる」こと。
模造紙や雑誌の切り抜き、イラスト、何を使ってもOK。
山本講師からは「とんでもなく大きなコラージュを作ってほしい。みんなのクリエイションを即興で今、爆発させて」とオーダー。
この言葉に刺激されて学生たちはチームごとに話し合い。
「人っぽい感じにする?」
「ベースカラーはピンクにしない?」
「立体的に立たせてみる?」
デザインやカラー、形など、まずは基盤となる部分をどこにするかが肝のよう。
早速、雑誌を選んで、イメージを見つけはじめる学生や模造紙をつなぎあわせる学生も。
話し合いだけでなかなか動かないチームには、山本講師から「思い切って作り始めて!」とアドバイス。
Aチームからはとっても楽しそうな声が!
「もっとおっぱいを大きく!」と熱く語るのは三戸さん。どうやら自称おっぱいソムリエで、女性らしいエロティックなコラージュを作りたいそう。周りの学生もノリノリです。
Bチームの作品はすごくカラフル。
一生懸命雑誌を切り抜く伊澤くんは「洋服をグラデーションにして美しく見せたい。目と口は立体感を出して、独自の世界観を描けたらいいなと思っています」とのこと。
たくさん目を切り抜いている学生たちはCチーム。
「目担当、バッグ担当と担当を分けて雑誌から切り抜いています。最終的には斬新なドレスを纏う美人女性を仕上げたい」と野田くん。
とてもカラフルなコラージュをワイワイ作っているのはDチーム。
「気が付いたら、すごく“濃い”感じになっていました。テーマは…ロボットレストランって感じですかね(笑)」と西村さんが言うように、
他の学生も「おっぱいとかつけてみようよ!」「ここに膨らみを持たせよう」とそれぞれ意見を言い合いながら進化中。
Eチームはピンクいっぱいのキュートなコラージュ。
「ポイントは立体的な髪飾りです」と梶原さん。
反対にFチームはシックでクールな雰囲気。
なんと使用している切り抜きはすべてコレクションの写真。「コレクションしばりにしてモード感を出しています」と加藤さん。
「すべて折って立体的にしているのがポイント。これが大変!」と高木さんが苦労バナシをポロリ。それでもなんだか楽しそうです。
リボンやハートがたっぷりGチーム。
「顔がすごく気に入って作り始めました。この顔をポイントとしてこれからストーリーを作っていきたい」と宮下くん。
コラージュにもストーリー性をもたせるなんてスゴイ!
とってもカラフルなのはHチーム。
秋山さんと石川さんは「とびきり華やかにしたい! スカート部分にマンガページを入れてポップな雰囲気も出しています」。
反対にIチームのコラージュは真っ黒!
「ブラックドレスウェディングがテーマ。これから新郎も作ります」と清野さんと川添くん。
テーマをしっかり決めていたのはJチーム。
加藤さんと板倉さんが教えてくれたのは「タイトルは恋するニューハーフ。女の子になりたいニューハーフをイメージしてシンデレラの靴をはかせています」と物語性抜群。
Kチームのコラージュはいろいろな小物で目を惹きます。
「宇宙と両生類をミックスしたコラージュ。足は3本だけど心は乙女をイメージしてハートマークを入れたり。ペットボトルをカバンに見立てて作ってみました」と三浦くん。自由な発想がおもしろい!
そして大きな立体物がひと際目立つLチーム。
どんどん立体物をくっつけていく長谷川くんに話を聞くと「女性誌を集めてつなぎ合わせたらできる女性像をイメージしていますが、作りながら模索しているところです」と、クリエイト魂爆発のよう。
それぞれのチームが個性ある“ビッグ”なコラージュが完成しました。
山本講師も「これは大きい! いいね、見ていて楽しい」と満面の笑顔。
知り合ってまもない新入生同士、クリエイション心をぶつけあってひとつの作品を作り上げたことで、グッと距離が縮まったようです。
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