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2014.09.19東京
授業/特別講師/講演会
今回は、グラフィックデザインを勉強している学生に向けて講演会のレポートをお送りします!
Antenna Graphic Baseアートディレクターの鷲見陽(すみあきら)さんと
今年Antenna Graphic Baseに入社したデザイン研究所卒業生の福田さんとお二人にご来校頂きました!
まず前半は、鷲見さんの経歴とアートディレクターとしてのお仕事について、お話頂きました。
鷲見さんは、はじめ美大を志望していたそうです。しかし、早くデザインの仕事をしたいと思い専門学校に進学。
卒業後は2年間デザイン事務所で働くのですが、自分のやりたいことと違うと感じ退職。
その後は自分の好きなデザインをしている事務所で働き、そして、23歳で独立します。
現在はファッションと音楽の仕事が多い鷲見さん。
「元々ファッションと音楽が好きで、それを好きだといろいろなところで言っていたんです。
仕事は好きな人に寄ってくるみたいで、自然とファッションと音楽の仕事が多くなりました」
と話します。
ファッションでは、オンワード樫山の自由区、株式会社ワールドのブランドHAYASHI HIROKOなど。
音楽では、ドリカム、シシド・カフカ、福山雅治などのCDのアートデザインなど。
その他にも化粧品パッケージのデザイン、お酒のパッケージデザイン、PARCOの広告などと鷲見さんの仕事は多岐に渡ります!
講演会後半は質問コーナー! 質疑応答の一部をご紹介します!
Q.こういう人と仕事をしたいというのはありますか?また、Antenna Graphic Baseの採用のポイントを教えてください!
鷲見さん
「グラフィックの好きなラインってあるんですけど、同じ方向を向いている人がいいかなと。
僕は同じグラフィックでも苦手な部分も多いんですよ。そこがすごい得意な人がいても繋がり合えないんですよ。
会社の趣味と自分の趣味が一致したほうが受け入れやすいと思います!」
Q.デザインが煮詰まった時の解決方法は?
鷲見さん
「僕は考えない。一回忘れます。
時が経って、〆切が近くなって追い詰められるとデザインは出てくる。
いいデザインはあんまり考えすぎると出てこないんですよ」
福田さんへの質問もありました!
Q.入社して大変なことはありますか?
福田さん
「環境にはひとつも不安がないんです。お昼の時はみんなでお弁当を食べるんですが、
間近でブランディングの話などをしているのも聞けますし、本当に素晴らしい環境です。
その分、自分が会社の要望に答えられているかが、すごく不安になることはあります」
福田さんの言葉を受けて鷲見さんも再び答えてくれました。
鷲見さん
「小さい会社の最大のメリットは全てわかることです。会社の中での全てが見える。
デメリットは全て見え過ぎて良くないということはありますが。
僕が考えていることを入って来た子にダイレクトに伝えられるのは小さい会社のメリットですね」
すごく風通しの良い会社だというのがお二人の会話から感じられますね!
最後に鷲見さんは
「僕も皆さんも一緒の世界で仕事をすると思います。
東京のクリエイティブシーンを盛り上げるためにも一緒に頑張りましょう!」
という力強い言葉で締めくくってくれました!
鷲見さん素敵なお話ありがとうございました!