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2012.12.11東京大阪
授業/特別講師/講演会
今回は、コレクションデザイン本科とパターンモデリスト本科の
第3タームプレゼンテーションの様子をレポート
テーマは、自身のブランドで2013年S/Sの作品を3体用意すること。
そのうち1つはシャツを制作するのが条件です
ゲスト審査員に「banal chic bizarre」のディレクター中川瞬さんをお迎えし、
講師7名と合わせて計8名の審査員がコの字型に並ぶ会場。
学生たちが、モデルさんと一緒に入場し
それぞれのブランドのテーマと、シーズンテーマを説明
作品へのこだわりなども含め、5分間でプレゼンテーションします。
11番目に登場した、櫻井洋平君の作品は、脱構築主義で知られる
建築家、フランク・オーウェン・ゲーリーにインスパイアされた作品。
立体的な構造のシャツやパンツが特徴的です
プレゼンのあとは、審査員のみなさんが作品のそばに行って
作品のチェック。実際にさわったりしながら細かい部分を確認していきます
その後、先生たちから
「シャツもとてもかっこいいので、もっと作り込んでほしい」
「これだけディテールにこだわっているにも関わらず、素材感がフラットすぎる」
との講評がありました。
続いては、早美月さん。
「妊娠」というテーマを、ストリートファッションで表現したとのこと
「プリントはすごくいい。ただストリートの表現をもっと追求しないと…」
と先生からコメントがありました。
13番目は、立石勝君。ブランド名は「A1」です。
ブランドコンセプトは「着たときにテンションがあがる服」
そして、シーズンテーマは「孤独」で
ティム・バートンの映画作品に表現されていた闇を
ファッションに取り入れたとのことでした
審査員の先生からは
「スタイリッシュに見えるけれど、もうひとクセないと勝てない」
「ラベンダーのプリントがわかりにくかったのが、もったいなかった」
とコメントをいただきました。
そして最後に登場したのは、清優海子さん。
色とりどりのニットを使ったファッションで
シーズンテーマは「現実と夢の間」。
先生からは
「ショーのダンサーや、花屋の店員、お屋敷から飛び出してきたお嬢様など
それぞれの設定がしっかりして、見た感じパンチがある。
作り手の想いがよく伝わって、見ていてワクワクする」
というお話がありました
このあと審査員の先生方は、審査のために別室へ。。。
続いて表彰式が行われます
トップ3には豪華賞品と副賞として
プロクリエイターによる撮影権が授与されるとのこと!
第3タームのまとめにふさわしい、見ごたえのあるプレゼンでした