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- [全日制]伊勢丹新宿本店でファッションムービー企画を ...
2015.03.09東京
ファッションの聖地、伊勢丹新宿本店へやってきました!
伊勢丹新宿本店では、
1)コンテポラリースタイル2
2)ReStyle Sofa
3)アーバンクローゼット
というコンセプトのエリアの演出映像を
映画映像学部の学生たちが制作することに!
今日は、ご担当者さまにプレゼンテーションする日。
まずは、「コンテポラリースタイル2」から。
映画映像学部ショートムービー専攻原君は
「『共通意志を伝え、伝えられるブランド、共通価値を求められる顧客へ』をテーマにしています。
私は、ブランドの商品を購入した日を『記念日』と考えました。
そのアイテムを購入するまでの経緯を振り返り、さかのぼって表現したいと思います」
映画映像学部ショートムービー専攻勝美さんは、婦人服の販売員の経験を活かし
「お客様に、商品の内面を知っていただくことをコンセプトにしています。
切り絵作家さんとコラボレーションしたアイテムを販売するにあたり、作家さんのものづくりに対するドキュメンタリーと、
服ができあがるまでの工程を絡めながらテンポよく表現します」
また、伊勢丹のご担当の種村さんは
「コンテポラリースタイル2には、バイヤーが作るオリジナルブランドが並びます。
まず、アート自体が純粋に美しく、尊いものだと分かるイメージを訴求したいです。
ふたつめに、作り手の背景、工場の方やバイヤーの顔が透けて見えるような表現を伝えたいです。
勝美さんのプレゼンが一番イメージしていたものに近いです。
15秒から30秒の映像を、わざわざご覧になる人はとても少ないと思います。
それでも足をとめて、目をとめてしまうような作品を目指してください」
続いては、最も旬なスタイルを発信する「ReStyle」の新サービスReStyle sofaに対する映像。
バイヤー&ショッププロデュース基礎科矢島さん
「なかなか服が決まらない時、ソファーに横になると、そこにあった服から鼓動が聞こえてきます。
そして、服から、デザイナーさん、パタンナーさんなど、服を買った時の自分も見えてきます。
服を買った時の心地よさなどに改めて気付かされるというストーリーで、
最後に『全ては、鼓動から始まる』という英語を入れます」
具体的な対象者も説明し、簡潔なプレゼンとなりました!
伊勢丹の原さんは
「このショップのコンセプトは世界基準でモードを編集します。
ファッションの最先端にいる女性が、おなじレベル感で話せるスタイリストがいて相談できます。
私たちが求めているのは、感度の高い方が、買い物の高揚感を高められる15秒の映像です。正直、ストーリー性は求めていません。
『鼓動』というテーマはとても面白いですね。もう少し抽象的な形でご提案いただければ」
最後は、アーバンクローゼット!
対象となるのは、妻、母、女性の3役をこなす専業主婦、別名「アーバンマザー」です。
高崎君
「とにかく、絵の綺麗さを追求します。『インバリアブル モーニング タイム』と題して、アーバンマザーの朝の様子を、生き生きと描きます。
例えば、自分の育てた野菜を使って朝食を作るシーン。なにげない時間でもリフレッシュできる瞬間をつめこみ、より幸福感を演出します」
また、日常のバタバタした様子をSF映画仕立てで、くすりと笑える作品に仕上げる、
女性として幸せを感じる瞬間を写真で表現する、といった企画が登場しました。
伊勢丹のご担当の藤田さん
「映像の美しさという点で、高崎さんのイメージが一番近しいように思います。
一瞬の幸せに注目し、共感を呼ぶような、また、そういった方々が前向きになれるような……
映像を通して褒めてあげられるような作品にしたいですね」
緊張のプレゼンテーションを終えて……
学生「限られた情報のなかで、プロジェクトそのものを理解するのがとても大変でした」
学生「対象となるお客様を理解することが課題だなと思いました」
確かな手応えを感じながら、プロジェクトは進行中です!
厳しいブラッシュアップを経て、どのような作品が生まれるのかどうぞご期待ください!