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スタイリスト基礎科第2タームプレゼンテーション実施!課題は「洋服以外を使ったスタイリング」【バンタンデザイン研究所】

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2020.10.30東京

授業/特別講師/講演会

スタイリスト基礎科(1年)生の第2タームプレゼンテーションが行われました。

課題は「洋服以外を使ったスタイリング」。

テーマ、コンセプトを決めて、「洋服は使わずに」スタイリング、またモデル手配から撮影の小物準備に至るまで、すべてを一気通貫して行っています。

プレゼンテーションでは、作品に込めた想いをダイレクトに伝えていきます。

現役プロフェッショナルに、どのように評価されるのか?講師陣からの厳しくも的確なフィードバックにも注目です。

 

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<高田さん>

「今回の作品では、『着物で100年後へ』というテーマにしました。

日本の若者がタイムトラベルしている途中、というイメージで衣装を作りました。全身にオーロラの折り紙を貼りつけて未来感を出しています。

また、ゴーグルを付けるアイデアは、映画『Back to the Future』の博士を参考にしています。足元は下駄にして、和の雰囲気を出しました。」

 

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霜鳥講師「個人的にはゴーグルを付けていない方がいいと感じます。あと、ベルトについても説明が欲しかったです。」

小口講師「スタイリングは好きです。ただし、出てきたものは格好いいけれど、タイムトラベルを想起し辛い。

作者が何を意図してこれを作ったのか、伝わり辛いと感じます。」と率直な意見を寄せました。

 

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<高橋萌さん>

「韓国ドラマ『青い海の伝説』をイメージにしました。人魚姫の恋がテーマになっている物語です。

人魚姫のヒレを表現するため、オーガンジーや、パニエ、スズランテープを重ねています。」

人魚バージョン、人間になったバージョンとバリエーションを出して撮影。

メイクのポイントは、人魚姫の涙を表現するため目元にパールをつけたことだそう。

「イメージを形にするのは難しかったです。今回は撮影の段取りが悪かったので次回に繋げていきたいです!」と締めくくりました。

 

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久保講師「きっちり作りこまれていて綺麗です。ただし、人魚姫のウロコが少し見え

辛いですね。人魚らしさにこだわったなら、そこを誇張して見せるともっと良くなります!」と助言。

Yuca講師も「完成度が高いです。でも、マーメイドラインがもう少し見えてもいいですね!」とコメント。

 

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<高橋優香さん>

特に評価が高かったのが、高橋優香さんの作品。

「テーマは『過去の形』です。ポイントは、私が撮影している写真のネガフィルムを使ったこと。

トップスは、ネガフィルムを平織りして作りました。他にも英字新聞、モノクロ写真、造花を使っています。

目の下のパールは、モデルの目を強調させるためにつけています。

今回やってみて、服を使わずにスタイリングを組むことが、どれだけ大変かということが分かりました。」と堂々と発表。

 

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「テーマの視点は独創的で良いですね。造形的にも非常に美しくできています!」とYuca講師。

山田講師も「とてもBeautifulです!ひとつだけ言うなら、造花もモノクロにしても良かったね!」と高評価。

 

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<宮代さん>

「『コロナと20歳の夏』をテーマにしました。

この夏は世界情勢的に出来ないことがたくさんあったので、やりきれない気持ちをぶつけました。

そして、新型コロナウイルスの影響による生活の不自由さや、20歳でやりたかったことを表現しました。

こだわりは、ビーチ柄のベストはレジャーシートで作ったこと。

他にも、ビーチボールで使うネット、カーテンの布などを使っています。」と、ハキハキとポイントを伝えました。

 

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霜鳥講師「背景の黒が強すぎて、絶望しているように見えてしまいます。

例えばですが、スタイリングはリラックスウェアにして、部屋でくつろいでいる感じにしても良かったかもしれないです。」

菅原講師「ビジュアルから、『レジャーシートを使っている』ということが伝えられるとさらにいい。

駅の広告には、細かい説明がないよね?あえて素材感を残す、という見せ方もできるようになるといいですね。」と、一定の評価をしました。

 

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<森さん>

「私は心理に興味を持ち、イドと呼ばれる『本能的欲求、生理的衝動』が抑圧された様子を表現したいと思いました。

スタイリングでは、包帯でモデルさんをぐるぐる巻きにし、内側から滲み出ている衝動、欲求を、血とは反対色の緑を使って表しました。

イドには、本能的欲求と生理的衝動があるので2種類の緑色を使っています。気持ち悪い感じが表現できるように工夫しました。」

 

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山田講師「『抑えつけられた衝動』が、写真からはダイレクトに伝わってこない。

また、緑は一般的には平和の象徴の色です。森さんは、人がこの作品を見た時にどういうことを感じてほしいと思って制作しましたか?」

 

森さん「気持ち悪い、怖いと感じて欲しいと思いました。」

 

山田講師「なるほど。深いコンセプトと気持ち悪さはありましたが、それを造形で表現できているかをもう一度考えてみてください。」

 

小口講師「精神世界を表現するのはすごく難しいです。

造形物としての面白さやバランスはいいですが、今回の命題である『服じゃないものを使っている』ということが分かり辛い。

頭の中のイメージを形にする力はあるから、課題で何が求められているのかを意識してください!」と助言しました。

 

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<安岡さん>

「私は動物などの写真を撮影するのが好きです。これまでに撮影した写真を、上から順に春夏秋冬と並べ一枚のワンピースにしました。

3枚目のバストアップの写真は、ゴーグルを覗いて未来を見据えている様子を意識しています。」

 

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山田講師「写真は綺麗です。ただ、ワンピースに春夏秋冬の写真を使っていると言われても分からない。

写真で靴まで制作しても良かったのではないかと思います。」と率直な意見を述べます。

 

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<山口さん>

「私がテーマにしたのは『gorgeous×powerful』です。

コンセプトでは、多くの花が咲き乱れる様子を指す『百花繚乱』を擬人化することにしました。

メイクにもスタイリングにも日の丸の赤を使っています。また帯、帯締め、花札を使って和の装いにしています。」

柄タイツ、ビビッドな赤のブーツを合わせることでよりパワフルなスタイリングに仕上がっています。

 

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霜鳥講師「帯を3枚使っていると思いますが、どちらかをデコラティブにするなどしたら、さらに目を引いたと思います。

タイツの配色が少し気になりますが、全体としてのバランスは取れていると思います。」

飯嶋講師「難しい色を使いながら、百花繚乱の力強さを感じさせてくれます。

何年もバンタンデザイン研究所で講師をしていますが、プレゼン資料にマンセル値(※1)を入れてくれた人は初めてです!」と、コメント。

 

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他にも、緩衝材や卵パックを用いた「FAIRY GOD GIRL」、「自然の女神」を表現した作品が披露されました。

発表を終えて、安堵の表情を浮かべる学生もいれば、「もっとできたな」と少し悔しそうな学生も。

プロ講師にいただいた貴重なヒントを、ぜひ次回のクリエイションに活かしていってください!

 

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※1……マンセル値とは、色を3つの属性(色相・明度・彩度)に分けて数値表現したもの。

 

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