今回EMODA COSMETICS様から与えられたテーマは【ROCKABILLY DOLLS】。

「通常イメージするロカビリーとは違う、現代のトレンドとミックスしたEMODAオリジナルロカビリードールの世界を強く意識して、女性像を作り上げて欲しい」とのこと。

企画に参加した約60名の学生たちは、この難しいテーマに、自身のオリジナリティを加え、コンセプトとヘアメイクのデザインを考えます。

企画書プレゼンでは、プロジェクト監修講師に向けて、自身の企画イメージをプレゼン。
ここを通過した12名だけが、第1次審査に進みます。

プレゼンテーションの結果を受けて選抜された学生12名が、自身のコンセプトに基づき、作品に思いをぶつけます。

【ROCKABILLY DOLLS】
この同じテーマでも作る作品の世界観は、ひとりひとり全く違うもの。
講師と何度も打ち合わせをし、試行錯誤を繰り返しながら、撮影に臨みました。
完成した作品の中から、自身の思いが伝わる写真1枚をセレクト。このセレクトのセンスもひとつ大事な要素です。

この作品を元に、講師の方々で審査をし、グランプリのひとりを決定。選ばれた一人が、実際のGINZA掲載に向けて、本番撮影に臨むことが出来ます。

いよいよ撮影本番当日。撮影会場に訪れたのはグランプリを獲得し、バンタンデザイン研究所の広告ページを担当することになったINZALI MOEさん。

トップクリエイターが多く利用する有名スタジオにて撮影がスタートしました。
監修講師が見守る中、モデルに丁寧にヘアメイクを施し、撮影してはモニターを何度もチェック。小さなところも妥協せず、ブラッシュアップを繰り返します。最高の1枚が撮れるまで決して諦めないINZALIさんの高い意識が、作品のクオリティを確実に引き上げます。
撮影したカットの中から、実際に誌面で使用する最高の1枚をトップクリエイターと共にセレクト。

そしてここからは、デザイン学部の清水くんにバトンタッチ。
いよいよ誌面デザインに落とし込まれていきます。

INZALIさんの思いを引き継ぎ、作品をより美しく見せることにこだわりながら、レイアウトを考えていきます。

清水くんをサポートするのは、アートディレクターでバンタンの講師でもある毛利幹生氏。
実際の毛利講師の事務所で、デザインを絞っていきます。

プロの現場と同じシチュエーションでの学生セッションです。

清水くん、ステキなレイアウトを何枚も作ってくれていました！
どれも作品を引き立てる良く考えられたスタイリッシュなもの。

作ってくれた3枚のデザインの中から、INZALIさんが一番自身の作品が引き立つもの、そして今回の課題である「Vantan By EMODA COSMETICS」が一番表現できるものを選びます。

こうして最高の作品が、ステキな「コラボレーション」の下、誌面掲載に向けて落とし込まれていきました。