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- 【授業レポート!】ヘアメイク学部 基礎科生(1年生) ...
2016.12.08東京
ヘアメイク学科 基礎科生(1年生)の第3タームテーマは「年代別ヘアメイク」。
1920年代~80年代までの時代考察、当時のファッションとヘアメイク、映画から見えるトレンドなどを学びます。
歴史とヘアメイク、一見関係なさそうですが、実は時代の流れの中で今のヘアメイクは生み出されており、過去のヴィジュアルから紐解く作業はとても大事です。
今回はその中でも『20年代、50年代、80年代』の中から好きな年代を選んで、その時代を自分なりに理解し、自身のアイデアをプラスしてオリジナル作品を制作します!!
今日はその撮影初日の様子をお伝えいたします♪
仕込みスタートです。
習ったばかりのホットカーラーを、頑張って駆使しています!
プロモデルさんを使用するのも初めての基礎科生。
いつものクラスメイトとの練習とは違って、ものすごい緊張感!心臓バクバクです!
こちらでは、違うクラスの子がアシスタントして手伝いに来てくれています。
自分の撮影も間近なのに、優しいですね!
こうやって学生たちはいつも日々助け合っているんです。
仕込みが終わった学生から、いよいよスタジオに入ります。
最後の直しにも余念がありません。
60年代ヘアの感じちゃんと再現できてます♪
年代ヘアメイク、と言っても当時のヘアメイクをただコピーして再現しているわけではありません!
自分なりに学んだことをベースに、そこに自身の世界観を取り入れてオリジナリティある作品を作ることが課題です。
これがとても難しいのですが、みな一生懸命頑張っています。
限られた短い時間の中で撮影をしていくので、撮ってはモニターを講師と一緒にスピーディにチェック!
どう映っているか、どこを直したらいいか、細かいところまでしっかり確認します。
こちらの作品は80年代の「ボーイジョージ」からインスピレシーションを受けて作った作品。
女の子で再現しています。
なんとモデルは同じヘアメイクの基礎科生!
ハマってますね!
同じ80年代でもまた全然違う視点で作っている作品がこちら。
「パンクの母」と呼ばれたNina HagenとパリのデザイナーClaude Montanaからインスピレーションを受けたとのこと。
そしてフォトグラファやモデルさんとも、いい感じでコミュニケーションとれています!
モデルさんもさすがプロモデル! 雰囲気出してカッコよく動いてくれています。
こちらでモデルさんにポージングの指示をしてます。
事前にきちんとこういった説明をしておくことが、自分の撮影時間を効率的にするコツなんです。
こちらの学生は60年代のマリークワントの雰囲気から世界観を作っています。
ネイルも丁寧に塗ってます。
そしてアイシャドーにも細かいデザインが!!
撮影で見えないところまで、本当にこだわりが詰まっています。
こちらの学生たちは、フォトグラファのお手伝い!
こうやって自主的に周りの人のお手伝いをするのも、バンタン生のとっても良いところです!
撮影時に気にしなければいけないのは、ヘアメイクだけではありません。
スタイリングチェックもしっかりやっています。
メイク科の撮影でも、今回の作品はトータル。全て自分たちで作り上げる必要があります。
こちらの学生、50年代のささやかかなブライダルがテーマ。ベールを買ってきて、自分で染めたそう。
ひとつひとつのアイテムにこだわりがありますね。
そしてスタジオではこんな様子も!
カゴを持っている学生、実はメイクしている子と同じクラスの学生。
自分の撮影が終わったら、他の子のアシスタントに回っているんです!
見やすいように使うアイテムをカゴに入れて準備。
素晴らしいチームワーク!
だからこそ、効率よく撮影も出来るんですね。
こうして撮影は無事終了し、担当講師から、総評と叱咤激励の言葉が!
真剣に耳を傾ける学生たち。
これまで何日もかけて準備し、臨んだ撮影。
終わってホッとした学生たちは、みんないい顔しています!!
モデルさんとパチリ!
エレベータの中でもこの表情。
すっかり緊張感が解けていますね!
こちらは1年間の集大成として3月に実施する修了展のディレクターと実行委員の学生。
「撮影本当に楽しかった~!!修了展絶対カッコイイものにします!頑張ります!」
とスタッフルームで意気込みを話してくれました!
こうして1日目の撮影は、とってもいい雰囲気で終わりました。
学生は必死ながらもとても楽しそうにクリエイションしていました!
次はいよいよこの撮影の作品プレゼンテーション!!
次回お伝えいたしますので、お楽しみに!