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- 【見学レポート】写真業界のリアルを学ぶ!企業見学を実施!
2017.02.19東京
今回の見学は春から卒業学年を迎えるフォトグラフィ学科の学生たちに、卒業後の進路として写真業界にはどの様な職業があるのか実感してもらうため、写真・ビジュアル業界で幅広く事業を展開されている株式会社アマナ様にて、企業見学を行いました!
【株式会社アマナ ホームページ】
「ビジュアルコミュニケーションのプロとして、国内外様々な企業の広告制作を中心に年間15,000件ほどのビジュアル制作を行っています。撮影を中心に、CGやVRアプリ、リアルなイベント自体を手掛けることもあります。」
とご説明いただいたのは、アマナでプロデューサーを務めている濱谷さん。
今回は濱谷さんにアマナが展開している事業の一部をご案内していただきました!
オフィスに入ると世界的にも評価の高いフォトグラファの方々の作品が、至る所に...
そして作品の前に立ち止まり濱谷さんから、
「この写真は米田知子さんの”見えるものと見えないものの間”というシリーズの作品です。歴史上の人物のメガネを通してその人に関係のある書物などを映しています。」
と飾ってある作品一つ一つに対して丁寧にご説明していただきました。
アマナは 『amana photo collection』という日本人の写真作家を中心に独自のコレクションを持っていて、世界中のアートフォトを扱う専門誌『IMA』も出版しています。
実はバンタンも写真表現の最先端を常に意識してもらえるよう、校舎にいつも置いている雑誌です。
そして、アマナと関わりのあるフォトグラファの方々のポートフォリオ(作品集)を拝見させていただきました。
広告などを撮影する際、企業がフォトグラファを決定する際にカギになるのはこのポートフォリオです。
著名なフォトグラファの方々のポートフォリオばかりで緊張気味な学生たち...
恐る恐る手を伸ばしていました。
フォトグラフィ学科では学生たちが目標とする進路へ進むための、質の高いポートフォリオ制作に力を入れています。
実際の現場でもポートフォリオが活用されている事を知り、改めて作品制作の大切さを実感し、
プロのフォトグラファが創り上げたポートフォリオのレベルの高さに、学生たちも大いに刺激を受けていました。
続いて日ごろ撮影で使用しているスタジオを見学。
ここで撮影された写真が実際に広告や雑誌の1ページとなって、世の中へ発信されています!
最後はアマナ様が世界に誇るプラチナプリントについて説明していただきました。
500年以上美しい状態が保たれると実証されている、プラチナプリントに興味津津。
そして、今回特別にプリント作業が行われているラボもご案内いただきました。
フォトグラフィ学科の学生たちも校内の暗室で銀塩プリントを行っていますが、
手順や仕上がりの違いを知り、真剣な眼差しで話に聞き入っていました。
学生たちは今回の見学を通して、写真を学んだ先にある職業として、
フォトグラファ、スタジオマン、プリンター、レタッチャー、写真に関する企画職、など数多くの可能性があることを実感できたかと思います。
バンタンデザイン研究所では学校内の授業だけでなく、今回の様に業界の一線で活躍する企業やブランドと関わる機会が沢山あります!
今後も様々な企業との取り組みや学生生活を中心に、このブログでご紹介していきます。
ぜひ楽しみにしていてくださいね!