[全日制]Asia Fashion Collection 5th直前!ブランドの最終プレゼンテーション審査をレポート!【 バンタンデザイン研究所】

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2017.11.10東京

授業/特別講師/講演会

 

10月15日に、今年で5年目を迎える、「Asia Fashion Collection」が開催されました。

 

Asia Fashion Collectionは、バンタンとパルコで共催。

アジアのファッション産業のさらなる発展を目指し、

アジア各国機構と連携しアジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクトです。

選出されたブランドは、ニューヨークのランウェイデビュー後、

日本を含むアジアでの販売や受注を目的とした事業化支援プログラムにも参加できます。

 

Asia Fashion Collection 5th の前日、

ニューヨーク・ファッションウィーク参加をかけた国内最終プレゼンテーションがありました。

 

バンタンデザイン研究所からは6ブランド、文化服装学院から1ブランドの計7ブランドが参加します。

それでは、バンタンデザイン研究所在学生&卒業生のプレゼンをダイジェストでレポート!

 

——————————— Fumiku

 

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林 史佳さん「『日常に少しの刺激を』というコンセプトで、コレクションを展開しています。

冒険したいけれど、現実からなかなか抜け出せない女性の

一日をいつもと違う日にしてくれるようなデザインを提案したいと思っています」

 

今回のシーズンでは、デコラティブでありながらも、少し鬱っぽい雰囲気でデザイン。

審査員たちも、実際に作品に触れて、素材やデザインを細かくチェックします。

 

——————————— épi à la mode

 

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堤 美穂さん「『フィクションの充実』をコンセプトにしています。

人の感情、街の空気感などからインスピレーションを受けて、

私の中に持っているものや時代性をデザインに落としこんでいます」

 

オーガンジーの花びらの刺繍、「アザ」をランダムに並べて水玉模様のように用いたデザインなど、

オリジナリティと繊細さが光る仕上がりに。

 

——————————— TSUYOSHI YAO

 

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デザイナー八尾 剛史さん 「少女性を軸にし、大人への憧れをもった女性をテーマにデザインしています。

僕自身が片親だったこともあり、夜、母がいないときに、姉が母のコートを勝手に着て出かけて行く姿を見ていました。

なので、少女が背伸びしてパーティに行くような、レトロさと若さがアンバランスに見えるようなデザインで、

統一感を出しています。10代・20代がターゲットなので、値段も背伸びして買える価格にしています」

 

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——————————— KENICHI.

 

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デザイナー石田 謙一さん「『ストーリーを描き、その背景、人物を服に』をコンセプトにしました。

思い出に出てくる人は、どんな場所で、どんな服を着ているのかを考えています」

 

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シーズンテーマを「懐かしい記憶」とし、大好きな古着のテイストを、若い世代が好むシルエットに落とし込み。

デニムのカバーオールからヒントを得たセットアップや、狩りをする人をイメージして作ったハンタージャケットも。

 

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——————————— Rier

 

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デザイナー白谷 理恵さん「日常にも旅の楽しさや発見を、をテーマにしました。

今季のテーマはスペインの繁華街にあるランブラス通りの夜です。実際に自分が訪れて、毎日通っていた場所です」

 

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裾に天然素材ビーズで装飾をほどこしたドレス、スペイン舞踊のパンツをアレンジしたものや、

インナーが見えるように前を短くしたトレンチコートを発表。

 

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白谷さん「この服を着て、スペインに行きたいとか、旅をしたいと思ってもらえたら嬉しいです」

審査員たちも、ドレスの刺繍を細かくチェック。

 

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——————————— AH

 

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デザイナー和中 碧さん「コンセプトは、都会の中に、自然を感じさせたい。

色彩から得られる視覚的な美しさや自然がもたらす高揚感です。

自然のパワーを吸収した色を使い、生彩を与えられる洋服作りがしたいと思っています」

 

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共同デザイナーのHYOWON LEE (イ ヒョウォン)さんも、自分が初めて花柄のワンピースを着て褒めてもらったエピソードを披露。

和中さん「幼少時代から、あまり自然を感じてきませんでしたが、祖母が入院したのがキッカケで、人に花を贈ることをしました。

花や色には、特別なパワーがあります。花のように生活に豊かな彩を与えられる洋服作りがしたいです」

 

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こうして、すべてのデザイナーのプレゼンテーションが終わりました。

デザイナーたちが自身の言葉で語れるのは、これが最後の機会。

審査員たちは、どのような印象を持たれたのでしょうか……?

 

<総評>

 

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株式会社ビームス 第1事業本部 BEAMS1部 ウィメンズ課 統括ディレクター 久保田様

 

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「素材選びをきちんとされているところは、正直すごく良く見えます。

ポリエステルひとつにしても素材に関する知識がある人とない人では、

ディテールの細かいところに出てくる印象が違いますね」

 

株式会社TOKYO BASE STUDIOUS BUYING MANAGER 熊沢様

 

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「人生観といった本質的なところが出ている人と表層的な部分にとどまっている人とで、明暗が分かれました。

本当にやりたいことを仕事にするのではれば、自分のルーツを考え、何を表現したいのかを考えて」

 

株式会社 三越伊勢丹 婦人子供雑貨統括部 新宿婦人・子供商品部 TOKYO・C バイヤー 関根様

 

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「お客さまは、どういう人が作るどんなスタイルなのかを気にされ、見直すようになってきています。

なので、出来あがるものと、デザイナーさんがつながるかはとても重要です。

価格も、安ければいいというわけではありません。

工場を苦しめたりすることなく、どういう価格がいいのかも勉強していってください」

 

FASHIONSNAP 報道部 部長/ FASHIONSNAP News Department Manager小湊様

 

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「小売りは元気がない、といった暗いニュースが多いなかで、市場性はもちろん大事ですが、

市場性を上回るほどの共感性が大事です。

何のためにやっているのか、きっと誰かのためにやる仕事だと思うので、そこを考えて」

 

WWD JAPAN.com編集長 村上様

 

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「デザイナーズブランドであるというからには、デザイナーの想いがそこにないとデザイナーズブランドではないと思います。

今は、デザイナーの想いに、どれだけ共感してもらえるかがいちばんの核になっています。

そこをいかにピュアに抱いていて、今の時代らしく表現するかを考えてください。

今は、想いを抱き辛いかもしれませんが、そこを突き詰めたショーを期待しています」

 

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ファッション業界の第一線で活躍される審査員の方々による最終審査を終え、

出場者達は、次の日に迫るAsia Fashion Collection 5thに向けて

あとは心の準備のみ。

 

数分間のショーに向けて何ヶ月も挑戦と努力を続けてきた

デザイナーたちの想いが表現されたショーの様子はこちら☆

http://www.vantan.com/topics/blog/detail/3051.php

 

ショーまでのプレゼンなどの様子はこちらから!

 

一次審査 ▼

http://www.vantan.com/topics/blog/detail/2926.php

 

二次審査 ▼

http://www.vantan.com/topics/blog/detail/2995.php

 

最終審査用 撮影 ▼

http://www.vantan.com/topics/blog/detail/3072.php

 

 

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